もしも都会の女子社員が日本で園を開いたら。

Japanese

岩津ねぎの産地

岩津ねぎの産地である朝来地方は但馬(兵庫県北部)の南端に位置する中国山地の一部。 某検索エンジンのCMで取り上げられた「日本のマチュピチュ」「天空の城」竹田城址のふもとに広がる一帯で、 中央を流れる円山川は水鳥の生息地として国際的に重要な湿地の保全条約を取り決めるラムサール条約に登録されるほど 水鳥が多く飛来する“夏谷の名水”として知られており、また地理は周囲を山に囲まれた山間部に位置しています。 この地理的条件が日本海側の気候と内陸性の気候を同時に成立させており、古来より独特の寒さが特徴の豪雪地帯として知られています。

ねぎの飴(あめ)

岩津ねぎの旨みの源は肉厚の葉の裏側に詰まった、卵白のような透明の粘液物質であるMBL=マンノース結合レクチン(別名・ねぎの飴)。 MBLは寒暖の差が増すほど生成される性質を持っており、朝来の気候はMBL生成に最適な条件を整えています。 また朝来の雪は水分が少なく軽いので、畑に積もってもネギが折れにくく、これもMBLを多く含んだ岩津ねぎに とって最適な条件であります。