もしも都会の女子社員が日本で園を開いたら。

Japanese

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先日、今年度の丹波黒枝豆の収穫と販売を無事終了させていただきました。

ネットからのご注文は残念ながらありませんでしたが、今年はコンベックス岡山のカーコロシアム(略してカーコロ)をはじめいろんなイベントに丹波黒を出店させていただきました。ありがとうございます!

 

今日は、そのカーコロ開催前日(10月10日)のお話をアップさせていただきます。

 

この日、もし農編集部はカーコロに出す丹波黒枝豆の収穫及び出荷のお手伝いのため、兵庫県朝来市和田山のチャッキーファームに行ってきました。

ちょうどこの日は和田山の枚田地区にある赤淵神社で毎年行なわれる秋祭りの日でもあったため、夜のお祭りに潜入取材!

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赤淵神社は御祭神に大海龍王神(娑羯羅龍王-さらかりゅうおう-とも。八大竜王の一)、赤渕足尼(あかぶちそこひ)神、表米宿禰命(ひょうまいすくねのみこと)を祭った神社。社伝によると531(継体天皇25辛亥)年に創建された神社といわれています。
『大化の改新』で有名な大化元年(645)、表米宿彌命が丹後・白糸の浜に来襲した新羅の賊を討伐した際、乗っていた船が沈没しかけました。

あわや沈没!と思ったその時、表米宿彌命を救ったのが、あのアワビ。

伝承によると、海神である大海龍王神は海難救助の際にアワビを遣わすのだとか。

海神さまの指令を受け、海中から浮かび上がった無数のアワビが表米宿彌命の乗った沈みかけの船を持ち上げ、命は助けられたそうです。めでたしめでたし。

命は大変感謝し、そのアワビを持ち帰り、赤淵神社に祭ったとされています。この伝承が今に伝わり、赤淵神社の祭礼にはアワビの神事が行われるのと、近隣では今でもアワビを食べない風習が残っているそうです。

出雲では10月を「神無月」ではなく「神有月」と呼ぶような、古代ロマン香る枚田地区の伝承と風習。アワビ好きには残念な風習でしょうが何ともロマンチックですね~

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赤淵神社由来記

さてこの赤淵神社の秋祭り。はじまりは定かではありませんが昔から相撲を奉納しており、

昭和の中頃までは有名な力士さんが巡業?で来られていたそうです。

現在相撲は執り行われていませんが、境内には今も立派な土俵が置かれています。

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祭りのメインイベントは・・・モチ投げ!!

秋祭りは10日から11日まで催されますが、そのうち夜の部・昼の部と数回モチ投げが行なわれるのです。

その様相は・・・ま、さ、に、エキサイティング!!!

ちなみにチャッキーはこのモチ投げで見事10個モチを拾いました♪笑

 

ところで日本では秋になると全国各地でこうしたお祭りや催事が催されますが、それらの多くは(というかほとんどが)お米を無事に収穫できたことを神に感謝し報告することと、来年も豊作であるようにと祈願する儀式がはじまりと言われています。

米を主食とし、農耕をなりわいとした日本らしい素敵な風習。後世に伝えていきたいと思うのは私だけでしょうか。

 

もし農も、今年のこしひかりを無事に収穫できました。

神様に感謝しつつ、ぜひ甘み・もっちり感がパワーアップしたこしひかりを一人でも多くの方にご賞味いただきたい・・・!と祈願しております!m(_ _)m

今年もお試し用の2合(約300g)をご用意いたしました。

アワビは直接関係ございませんが、ぜひ日本神話の伝説が残る地域で獲れたこしひかりをお試しください☆

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